環境性能に優れた輪転機を導入へ 琉球新報社、24年8月稼働を予定


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琉球新報社が導入する新しい輪転機「エコワイドⅡ」の同型機

 琉球新報社は14日までに、環境性能に優れた最新鋭のオフセット輪転機1セットの導入を決め、東京機械製作所(東京)と契約書を締結した。那覇市天久の制作センターで2024年8月稼働を予定しており、より高品質で、環境に配慮した紙面づくりを目指す。

 新輪転機(カラートップ・エコワイドⅡ)は最大40ページ、24面のカラー印刷が可能となる。紙を折る機械を2台備えた構成となっており、二つの媒体を同時に印刷できる。

 従来機に比べ、消費電力や紙などの資材を削減でき、印刷準備時間の短縮や作業の効率化が見込まれている。併せて機械の低騒音化も図られ、環境性能に優れた「省力化マシン」となる。