【東京】世界自然遺産に登録されたやんばる地域と地元の特産品を広くアピールする「やんばるプレミアム商品PR販売会」(沖縄県主催)が18、19の両日、千代田区の銀座わしたショップであった。国頭村、大宜味村、東村で生産された無添加シークヮーサーバターなど、代表的な地場産品6品が出展され、多くの人の関心を集めた。
出展されたのは3村の特産品をギフトボックスとした「やんばるプレミアムギフト」の品々。販売会は各商品の認知度向上とブランド化や改良などを図るためマーケティングも兼ねて開かれた。
わしたショップの店頭では国頭村発の味付けなまり節などの試食会が行われたほか、展示販売ではからぎ茶ティーバックなどが次々と売れ、人気を博した。
販売会を担当した野元和代さんは「各商品の認知度を上げてエコツーリズムにつなげ、地域の循環型環境保全の仕組みに反映していければ良い」と話し、将来構想の一歩となる販売会に力を込めた。
(斎藤学)