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FC琉球6失点の大敗 サッカーJ3第37節

SC相模原に4―6で敗れ、うなだれるFC琉球イレブン(右)=8日、県総合運動公園陸上競技場(普久原裕南撮影)

 サッカー明治安田J3のFC琉球は8日、SC相模原と県総合運動公園陸上競技場で第37節を戦い、4―6で敗れた。琉球は12勝7分け15敗、勝ち点43。順位は13チーム中9位で変わらない。
 2点を先行された琉球は相手のオウンゴール、MF岩渕良太、MF小幡純平の得点で逆転。3―2で折り返す。しかし後半9分、オウンゴールで追い付かれると同19分と20分に立て続けに失点し、ひっくり返された。同23分にFW中山悟志が1点を返したが、同41分にも追加点を奪われた。
 次節は15日午後1時から、福島ユナイテッドと福島県のとうほう・みんなのスタジアムで対戦する。

(3)沖縄県(1勝1分け1敗)
相模原 16勝6分け12敗(54)
6―4(2―3,4―1)
琉球 12勝7分け15敗(43)
▽得点者【相】井上(8)樋口3(9)OG成田(4)【琉】OG岩渕(4)小幡(3)中山(6)
▽観衆 1055人

 【評】琉球は守備のミスが相次いで6失点を喫し、リードを守ることができなかった。サイドからチャンスをつくる相模原に対し、守備が後手に回った。個人プレーでも連係でもミスが出て失点につながった。攻撃陣は2列目の岩渕、小幡らを中心に連動性を見せ、得点を重ねたが6失点が大きかった。(荒井良平)

DFラインのミス多い
 薩川了洋監督(FC琉球)の話 DFラインのミスが多かった。モチベーション切らさず、逆転したことは評価していている。負ける試合じゃなかったというのが率直な感想だ。(退場になった岩渕は)浅はかだったが、気持ち見せたプレーだったとも言える。ただあそこで1人少なくなったのはチームとして大きかった。

沖縄で初勝利うれしい
 松原良香監督(SC相模原)の話 (3日に監督に就任し)4連敗しているチームだったので自信を取り戻すことが最優先だった。(現役時代、かりゆしFCでプレーした)沖縄で監督として初勝利できてうれしい。縁を感じる。

守備が崩壊、自滅
 一時2点差をひっくり返しながらリードを守り切れず、今季最悪の6失点。5試合勝ち星のないFC琉球の薩川了洋監督は「自滅したような試合だった」と苦い表情を浮かべた。
 今季残り3戦となったSC相模原戦で琉球の守備が崩壊した。警戒していたサイド攻撃からことごとくチャンスをつくられた。「マークがルーズになってしまった」とDF浦島貴大。前半13分、21分にクロスから得点を許した。しかしこのところ好調な攻撃陣が意地を見せ逆転に成功。3―2で折り返した。
 後半9分、相模原が右サイドから放り込んだクロスにDF屋宮大地がスライディングでクリアを試みるが、これがオウンゴールに。ここから流れが相模原に傾いた。同63分には相手右サイド、その1分後には左サイドのクロスから失点。同じパターンでやられ、DF朴利基は「試合中に修正ができなかった」と唇をかんだ。
 後半23分にFW中山悟志のゴールで1点差に詰め寄ったが、同34分にMF岩渕良太が2度目の警告で退場。歯車は最後までかみ合わなかった。
 指揮官は「くだらない失点が多かった」とミスの多い展開にいらだちつつも「攻撃面は良くなっている。次戦に向けて守備を入念に調整したい」。残り2戦へ前を向き直した。(荒井良平)