【中部】米空軍嘉手納基地に28日午後3時20分から午後5時44分にかけて、F35Aステルス戦闘機12機が飛来した。同基地によると、F15戦闘機の退役に伴い米アラスカ州のイールソン空軍基地から飛来した。配備期間は明かしていない。
米軍は新たな常駐機が決定するまでの間として、昨年11月からF22やF16戦闘機を順次、ローテーション配備している。F35もその一環とみられる。
嘉手納基地はホームページで「F35は太平洋の要石に配備されている間、嘉手納基地の他の戦闘機と連携して継続的な定常戦闘能力を確保する」と説明した。
當山宏町長は「F35はF15やF22Aステルス戦闘機と比べ騒音が大きい。長期滞在するのであればやっかいな存在だ。ローテーション配備の対象から外してほしい」と述べた。
(名嘉一心)
【関連記事】
▼【写真】37機が滑走路を走行 米軍嘉手納基地で「エレファントウォーク」訓練
▼外来機のF18戦闘機が米軍嘉手納基地に緊急着陸 岩国所属のF35戦闘機も4機飛来
▼F15戦闘機、米軍嘉手納基地からの退役作業を開始か 十数機が早朝に相次いで離陸