
沖縄県内大手ホテルのかりゆし(恩納村、玉城智司社長)は28日、かりゆしホテルズの夏服ユニフォームをリニューアルし、紅型染めを重ねた色鮮やかなかりゆしウェアを採用すると発表した。
YOKANGデザイナーの山内カンナ氏がデザインを手がけた。「馬九行く(うまくいく)」と願掛けした左向きに走る9頭の馬と、守りを意味する蝶、末広がりの繁栄という意味を込めた扇を散りばめた。
制作はサン沖縄ユニフォーム(那覇市、長嶺勝彦社長)が請け負い、染め(昇華プリント)から縫製まで、全ての作業を県内で行う。
玉城社長は「スタッフには新しいユニフォームに誇りを持って袖を通し、迎恩の心でお客さまを迎えてほしい」と話した。
5月中にも県内7つのホテルで働く全社員が新ユニフォームを着用し、接客を行う。夏服として、12月まで着用する。
(與那覇智早)