県酒造組合(佐久本学会長)は13日、2022年の琉球泡盛(アルコール度数30度換算)の総出荷量が前年比5.03%増の1万3317キロリットルだったと発表した。過去最高を記録した04年以降減少が続いていたが、18年ぶりに増加に転じた。
コロナによる行動制限や飲食店の営業時間短縮などがなくなったこと、観光客の増加などが主な要因とみられる。
出荷先別では県内が前年比4.7%増の1万552キロリットル。県外が同6.2%増の2695キロリットル。海外は同5.8%増の70キロリットルで、2022年に続き過去最高(2017年以降)の輸出数量を更新した。