沖縄銀行を傘下に持つおきなわフィナンシャルグループ(OFG、山城正保社長)は21日の取締役会で、山城社長が会長を兼任し、代表取締役専務に伊波一也常務執行役員(59)を昇格させる役員人事を内定した。金城善輝専務は副社長に、玉城義昭代表取締役会長は退任して相談役となる。6月に予定する株主総会と取締役会で正式決定する。
沖縄銀行では山城頭取が会長を兼務し、伊波常務が代表権のある専務に就く。金城専務は副頭取となる。新たな常務取締役には内間徹執行役員総合企画部長(57)が昇格し、社外監査役に税理士・公認会計士の古荘みわ氏(40)が就任する。玉城会長は相談役となり、社外監査役の石田むつみ氏は退任する。
OFG、沖縄銀行ともに代表権は山城氏と伊波氏が持つ。その他の役員については再任となる見通し。
(當山幸都)