東村長選で當山氏が再選、2期目へ 新人の港川氏に111票差


この記事を書いた人 Avatar photo 古堅一樹
当選を受けバンザイ三唱する當山全伸氏(前列中央)と支持者ら=23日、東村有銘の有銘公民館

 【東】任期満了に伴う東村長選挙は23日、投開票され、無所属で現職の當山全伸(まさのぶ)氏(74)が668票を獲得し、無所属新人の港川實登(みつのり)氏(71)を111票差で破り、2期目の当選を果たした。投票率は85.52%で、前回2019年の87.00%を1.48ポイント下回った。有効投票数は1225票、無効投票数は15票。

 選挙戦は農業振興や過疎化対策、村内3小学校の統廃合を争点に論戦が繰り広げられ、當山氏は移住者向けの住宅確保や、パイン農家の収入増などを訴えた。当日有権者数は1450人(男性795人、女性655人)。投票者数は1240人で、期日前投票者数703人、当日投票者数525人、不在者投票12人だった。

 當山全伸氏(とうやま・まさのぶ) 1948年10月25日生まれ。村有銘出身。日大農獣医学部卒。73年に村役場入り、企画観光課長などを務め、2009年に退職。19年の村長選で初当選した。