ゴールデンウィークに会えるといいね 沖縄こどもの国「里山の迷宮」がリニューアルオープン ホンシュウジカなど11種展示 29日から一般公開


この記事を書いた人 Avatar photo 與那嶺 松一郎
「里山の迷宮エリア」オープニングセレモニーでテープカットする桑江朝千夫沖縄市長(左から3人目)と関係者=25日、沖縄市の沖縄こどもの国
里山の迷宮の見学会で、ヒツジにえさやり体験をする園児=25日、沖縄市の沖縄こどもの国

 【沖縄】沖縄こどもの国の動物展示エリア「里山の迷宮」が約2倍の大きさにリニューアルし、関係者らによる見学が25日にあった。日本国内の山をイメージし、県外に生息する動物を小道を進みながら観察できる。29日から一般公開となり、県内唯一の展示となるホンシュウジカなどが目玉だ。

 沖縄美ら海に〝リュウグウ〟見に来て 新種イソギンチャクを水族館で世界初展示

 25日のオープンセレモニーには、桑江朝千夫沖縄市長や近隣の園児らが参加した。

 2020年に一部を先行公開していた。新エリアは約400平方メートルで、全域で約700平方メートルとなった。これまで観察できたクマやリスに加え、カワウソやヒツジなど11種類の動物を展示する。新たにホンシュウジカやカピバラなどもいる。鳥インフルエンザの影響などもあり、全種類がそろうのは6月末を予定している。

モルモットとの触れ合いに興味津々な園児ら=25日、沖縄市の沖縄こどもの国

 モルモットやウサギと触れ合える「どうぶつ広場」やエサあげ体験もある。

 参加した園児は「モルモットを触るのが楽しかった。モハモハしていた」と初めての体験を楽しんだ。

 桑江市長は「絵本の中の動物に出会うことコンセプトにしている。愛嬌(あいきょう)たっぷりの動物を生で楽しんでほしい」とあいさつした。
 (金盛文香)

【関連記事】

 ▼沖縄路線のGW予約、13.2%増の往復で36万人 特徴は「家族連れ」

 ▼ウサギのフクへ 干支引き継ぎ

 ▼こどもの国「ナイトZOO」夏休みに実証実験 夜の観光コンテンツへ正式導入目指す

 ▼修学旅行や個人客にKOZA人気じわり まち歩きやエイサー体験、過去最多1.4万人を受け入れ