【東京】沖縄ハム総合食品(読谷村)が25~30日の期間、杉並区高円寺駅で同社の製品を主体にした「沖縄物産フェア」を開催している。ソーキや山羊汁をはじめ、タコライスなど50種類近い品ぞろえ。沖縄物産の県外への販売促進や観光需要の掘り起こしと誘致をアピールした。
同社はこれまで物産展などには出展していたが、今回は同社単独のフェアを初開催。JR東日本側との相談会を通じて期間限定ではあるものの直営が実現した。出店初日から商品を物色に訪れる人もいて関心の高さをうかがわせた。
同社マーケティング部のアドバイザー大城尚美さんは「当社は琉球料理のユネスコ無形文化遺産登録に向けた特別サポーター企業でもあり、フェアは啓発活動も兼ねている」とした上で「引き続き駅を活用して沖縄の食文化の啓もうをする機会があれば、フェアを開催していきたい」と話した。
(斎藤学)