竹富副町長に山城秀史氏 元県八重山事務所長 議会が全会一致で同意


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この記事を書いた人 琉球新報社
山城秀史氏

 【竹富】竹富町議会(大久研一議長)は25日、臨時会を開き、副町長に元沖縄県八重山事務所長で、沖縄女子短期大学参与の山城秀史氏(63)を充てる人事案に全会一致で同意した。就任時期は調整中。

 竹富町は大浜知司前副町長の辞職申し出に伴い、今年1月から2月にかけて県内で初めて副町長を公募した。3月の臨時会で、県内外から53人の応募者の中から前泊正人町長が選考した町職員を副町長に充てる人事案を提案したものの、全会一致で否決されていた。

 山城氏は応募外だったが、行政経験などが評価された。

 山城氏は1959年10月生まれ。琉球大卒。82年に沖縄県庁に採用され、教育管理統括監、子ども生活福祉部子ども福祉統括監などを歴任。20年に定年退職し、22年から現職。
 (照屋大哲)