琉球銀行のグループでIT企業のリウコム(宜保諭社長)は1日、クラウドの「アマゾン・ウェブ・サービス」(AWS)のパートナーネットワークで、4段階のうち上から2番目に当たる「アドバンストティア」の認定を県内企業で初めて受けたと発表した。上位の認定資格を持つ職員の体制強化や利用実績などが評価され、これまでの「セレクトティア」から昇格した。
AWSはサーバーを自社運用する場合と比べ、従量課金制で初期費用が不要なことや、システム構築の期間短縮などの利点がある。リウコムは2020年にパートナーに認定され、オリオンビールや名桜大などでの導入の支援に関わってきた。
リウコムの米須祥子インフラソリューショングループ上席調査役は「DX(デジタルトランスフォーメーション)とも親和性があり、昇格で技術に特化したプログラムの幅も広がるので、力を入れたい」と話した。
(當山幸都)