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老朽化に伴い2021年から建て替え工事中だった大宜味村大兼久の村役場庁舎が8日、開庁し、新庁舎での業務が始まった。
新庁舎は鉄筋コンクリート4階建てで、延べ面積は約3753平方メートル。国の重要指定文化財である旧大宜味村役場との調和を図るため、新庁舎には旧大宜味村役場の特徴的なデザインが取り入れられている。庁舎には村議会や村教育委員会も併設したほか、ギャラリースペースやテラスなども設置し、村民が気軽に訪れ、憩いの場として活用できるようになっている。
同村の友寄景善村長は「喜びとともに身が引き締まる思いがする。新庁舎で心機一転、職員一丸となってみんなに親しまれ、頼りにされる庁舎を築いていきたい」と意気込みを語った。
(金城大樹)