5月10日=「黒糖の日」イベントPR 製糖事業者ら知事と面談 沖縄伝来400年


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 沖縄県黒砂糖協同組合(西村憲代表理事)は9日、製糖事業者4社と沖縄黒糖使用事業社4社と共に県庁に玉城デニー知事を訪ね、本年度の製糖を無事終えたことを報告した。今年は儀間真常が黒糖の製造方法を持ち込んでから400年の記念の年。10日の「黒糖の日」に浦添市のサンエーパルコシティで開催する黒糖400周年イベントもPRした。

本年度製糖した沖縄黒糖(新糖)を玉城デニー知事(左から6人目)に手渡した県黒砂糖協同組合の西村憲代表理事(同5人目)ら=9日、那覇市泉崎の県庁

 同組合などは、沖縄黒糖を使用する事業社を代表した4社は商品の紹介や、新たな商品開発を報告した。

 玉城知事は「黒糖生産は離島地域の生活を支える重要な産業となっている。これからも県としてサポートを続けていきたい」と述べた。

 「黒糖の日」のイベントでは出張ラジオや記念セレモニー、黒糖を使用した記念商品の販売などを予定している。商品の販売は10日午前10時~午後7時。
 (福田修平)