鏡割りならぬ「黒糖割り」披露 沖縄への製法伝来400年、「黒糖の日」にサンエーパルコで記念イベント 


この記事を書いた人 Avatar photo 仲井間 郁江
黒糖の日記念イベントで鏡割りならぬ黒糖割りを行う県黒砂糖協同組合の西村憲代表理事(左)ら=10日、サンエー浦添西海岸パルコシティ

 沖縄に黒糖の製法が伝わってから400年の節目を迎えたことを記念し、県黒砂糖協同組合は10日午前、浦添市のサンエー浦添西海岸パルコシティで、沖縄黒糖の消費拡大を目的としたイベントを開催した。会場では黒糖商品の販売や、ステージでのラジオ生放送、ライブなどが行われている。

 今年は、1623年に儀間真常によって黒糖の製造方法が沖縄に伝わってから、400年の記念の年。現在、県内離島や本島、奄美地方などでも黒糖は製造されている。「沖縄黒糖」は、伊平屋、伊江、粟国、多良間、小浜、西表、波照間、与那国の離島8島の製糖工場で生産されたものを指す。

 イベントでは、8島の黒糖や関連商品をそろえ、沖縄黒糖の魅力を紹介。各ブースは多くの来場客でにぎわった。