沖縄銀行の持ち株会社おきなわフィナンシャルグループ(OFG、山城正保社長)は15日までに、第1次経営計画(2021年10月~24年3月)に掲げた経営指標が達成見込みであるとして、約4年後の27年3月期に実現を目指す新たな目標を打ち出した。連結経常収益は、22年3月期の504億円から96億円増、24年3月期の527億円(予想)から73億増の600億円と定め、取り組みを加速させる。
連結純利益は100億円、連結ROE(自己資本利益率)は6%程度とした。
山城社長は「挑戦的な目標」とした上で、営業力強化や生産性向上を推進し「飛躍的な成長を実現する」と語った。
資本効率の向上を図る取り組みについては、12日に自己株式取得を決定。35億円(上限)で自己株式を除く発行済み株式総数の6・95%(160万株)を取得すると発表していた。
(謝花史哲)