日本航空(JAL)は2024年3月、那覇空港国内線A保安検査上に、新保安検査レーン「JAL SMART SECURITY」を導入する。高度化された技術によりスムーズな保安検査が可能になるため、繁忙期の混雑時などでは最大で20分の時間短縮が可能だという。
高度な検査が可能なX線CT検査装置を導入し、手荷物の3次元画像を用いたX線検査を行うため、パソコンや液体物を取り出さずに検査ができる。
設置レーン数は従来の8レーンから5レーンに縮小するが、追い越しが可能なスマートレーンも設置するため、速やかに検査場を通過できる。
同社は来年1月以降に順次設置工事を進め、3月までに導入を完了する予定。
(與那覇智早)