沖縄タイムス社、3月期決算で減収減益 21年ぶりに経常赤字


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沖縄タイムス社

 沖縄タイムス社(武富和彦社長)は23日の決算取締役会で、2023年3月期決算を承認した。売上高は前期比0.7%減の65億5911万円、経常損失が3億8480万円で減収減益となった。沖縄タイムス社を含むグループ8社の売上高は105億3153万円、経常損失は2億4734万円だった。経常損益が赤字を計上したのは2002年3月期以来、21年ぶり。

 役員人事では、7月1日付で編集局長の宮城栄作氏(51)が執行役員に就任する。武富社長らその他の取締役は再任される。6月26日開催の株主総会と取締役会を経て決定する。 (普天間伊織)