那覇の化粧品製造・販売「エコマップ」が破産手続き コロナ関連倒産 帝国データ沖縄


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 帝国データバンク沖縄支店は24日、化粧品製造販売のECOMAP(エコマップ 那覇市、三輪恵美代表)が、那覇地裁から破産手続き開始決定を受けたと発表した。負債総額は2億5100万円。債権者数は42人。新型コロナウイルスの感染拡大で中国企業との取引がなくなり受注が落ち込んだことで資金繰りが悪化した。2021年ごろには事業を停止していた。同支店の集計でコロナ関連倒産は35件となった。

 同支店によると、ECOMAPは07年に設立し北大東村に自生する月桃を活用し事業展開してきた。