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沖縄トゥクトゥク(沖縄市、古谷野裕一社長)は5人乗りEVトゥクトゥク車両「OkiTuk EV」を26日から販売を開始した。トゥクトゥクは東南アジアなどの観光地で親しまれている三輪自動車で、同社は2016年から県内での販売とレンタルを手掛けている。陸運局による普通ナンバー登録の大型車両導入は国内初。
オランダのメーカー「イートゥクファクトリー」と連携し、仕入れと販売を実施。通常販売に加えて、沖東交通(西原町、東江一成社長)との共同で車両リースとメンテナンス、運転手派遣サービスも提供する。
環境に配慮したEV車で、リゾートホテルや飲食店、観光施設などでの活用が想定されている。車両価格は380万円~。同社は年間販売数20~50台を目標にしている。
古谷野社長は「将来的にはEVトゥクトゥク専門工場を沖縄に設立し、メイド・イン・沖縄の車両を生み出したい」と話した。
27、28の両日、北中城村のイオンモール沖縄ライカム1階正面玄関アライバルゲート前で試乗会が開催される。試乗は無料。
(普天間伊織)