琉球朝日放送、専務に嘉数氏、常務に池原氏 23年3月期は減収減益


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(左)賀数朝夫氏 (右)池原あかね氏

 琉球朝日放送が26日発表した2023年3月期決算は、売上高が前期比1%減の40億6344万円、経常利益が同52・8%減の1億3566万円で2年ぶりの減収減益だった。純利益は同59・5%減の8567万円。国内の景気低迷やスポンサー企業の広告出稿の落ち込みでテレビ放送事業収入が減少し、経費面では設備投資による減価償却費、特別番組編成に伴う制作費などの増加が影響した。

 内定した役員人事では常務取締役の賀数朝夫氏(63)が専務に、取締役の池原あかね氏(58)が常務に昇任する。新任の非常勤取締役に朝日新聞社経営企画本部グループ・ネットワーク政策統括補佐の雑崎徹氏(57)が、非常勤監査役に沖縄電力取締役専務執行役員の成底勇人氏(59)が就任する。

 このほか、小禄邦男琉球放送最高顧問が相談役に就く。代表取締役専務の仲里雅之氏、非常勤取締役の津川章久氏、非常勤監査役の島袋清人氏、佐々木克己氏は退任する。仲里氏は非常勤顧問に就任予定。

(當山幸都)