琉球放送、執行役員に狩俣倫太郎氏 23年3月期は減収減益


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狩俣倫太郎氏

 琉球放送(RBC、中村一彦社長)は30日、2023年3月期決算を発表した。売上高は前期比0・1%減の61億1800万円、経常利益は同55・7%減の2億6千万円、純利益は同50・9%減の2億1600万円となり、減収減益となった。

 新型コロナウイルス禍で落ち込んでいたイベント関連収入が回復し、ラジオやイベント収入は好調だったが、テレビ市況の回復には至らず売上高は微減となった。

 一方、大型設備投資による、減価償却費の増大などにより営業費用が増加し、営業利益は大幅な減少となった。

 30日開催の取締役会で、執行役員に狩俣倫太郎氏(49)=メディア本部ラジオ局長兼アナウンス室=を内定した。また人事異動として、経営戦略本部経理局長兼ビジネス戦略室の砂川恵一郎氏(49)が、経営戦略本部経営企画室付局長としてRBCビジョンに出向する。6月20日の株主総会、取締役会で正式決定する。