「オール沖縄会議」来月上旬に結成総会　千人規模目指す

　名護市辺野古の新基地建設に反対する幅広い団体を網羅し、基地建設阻止の行動の展開を目指す「オール沖縄会議（仮称）」の結成準備委員会が１４日、那覇市の自治労県本部で開かれた。１２月上旬に千人規模の結成総会を開き、正式発足させることを確認した。

　翁長雄志知事の総会出席も求める方針。準備委は設立趣意書や規約について議論。趣意書はオスプレイ配備撤回、普天間飛行場の閉鎖・撤去、県内移設断念の建白書の精神を軸に取りまとめる。
　新里米吉準備委員長は「辺野古の現地の闘いの強化や国内、国際世論の喚起などにも取り組んでいかなければならないだろう」と話した。