大浦湾で海上作業 ゲート前、50人抗議


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 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古への新基地建設計画で15日、大浦湾での沖縄防衛局の海上作業が確認された。臨時制限区域を示すとされる浮具(フロート)内に浮かぶ大型クレーン船1隻とスパッド台船1基の上で作業員の姿が確認された。

米軍キャンプ・シュワブゲート前には市民約50人が集まり「新基地いらない」などと声を上げた。工事車両は確認されず、警察の機動隊との衝突もなかった。
 ゲート前の抗議集会に参加した岩波書店労働組合の中山永基副委員長は「初めて沖縄に来て、多くのことを学んだ。メディアの人間としてあらためて責任を痛感した」と語った。