あすから連続500人デモ 総領事館、司令部も


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 県議会与党会派と市民団体などでつくる「止めよう辺野古新基地建設実行委員会」は18日に名護市の米軍キャンプ・シュワブゲート前、19日に浦添市の在沖米総領事館前、20日に在沖米四軍調整官事務所がある北中城村のキャンプ瑞慶覧前で、3日連続でそれぞれ500人規模の抗議行動を実施する。

県議会与党会派が16日、会見を開き、発表した。在沖米総領事館前とキャンプ瑞慶覧前で500人規模の抗議が行われるのは異例。
 普天間飛行場返還の日米合意を発表した1996年当時の駐日米大使のウォルター・モンデール氏が「日本政府が別の場所に配置すると決めれば、私たちの政府はそれを受け入れるだろう」と述べたことやジョエル・エレンライク在沖縄米総領事が辺野古移設に反対が強い沖縄の民意について「小さな問題」との見解を示したことを実行委は問題視した。
 実行委は抗議デモに幅広い参加を呼び掛けている。シュワブゲート前は18日午前6時から、在沖米総領事館前は19日午前8時から、キャンプ瑞慶覧前は20日午前7時からそれぞれ行う。