沖縄県産レモン使用のジン、限定489本 リキッドと石川酒造場が共同開発


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新商品をPRする「LIQUID」の村上純司代表(左)と石川酒造場営業部の銘苅淳課長代理=6月28日、那覇市の琉球新報社

 「飲む」に特化したセレクトショップ「LIQUID(リキッド)」(沖縄県宜野湾市、村上純司代表)と石川酒造場(西原町、平良昭社長)の共同開発による県産レモン使用のジン「O LEMON GIN 3rd Batch(オーレモンジンサードバッチ)」が1日から489本限定で販売されている。

 2020年、22年に販売したシリーズの第3弾となる。本島南部のコウスイレモンと石垣島産のパキスタンレモンを使用し、香りのアクセントとしてレモングラス、レモンマートルを加えた。カーブチー、カラキ、クワンソウなど県産の野草やスパイスをブレンドしている。ラベルには県出身の美術家真喜志勉さんの作品を採用し、細部まで県産にこだわった。ジンに最適な状態のレモンを収穫できる時期が限られるため数量限定での販売となる。一般発売前に東京都内で実施したテスト販売では、2日間で2ケースが完売した。

 アルコール度数57度。容量500ミリリットルで希望小売価格6千円(税抜)。リキッド店舗やオンラインストアで購入可能。問い合わせはリキッド(電話)098(894)8118。

(普天間伊織)