沖縄関係トップは西銘氏の3052万円 22年分の国会議員所得公開


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国会議事堂(資料写真)

 【東京】3日に公開された2022年分の衆参両院議員所得報告書の県選出・関係議員10人のうち、最も所得が多かったのは西銘恒三郎衆院議員(自民)の3052万円だった。衆院給与のほか21年10月から22年8月まで務めた沖縄北方担当相としての給与があった。

 宮崎政久衆院議員(自民)が2533万円で続いた。衆院給与のほかに自身が代表弁護士を務める弁護士法人からの報酬があり、赤字申告が55万円あった。資産報告で借入金が約113万円あった。

 比嘉奈津美参院議員(自民)は2037万円で、参院給与のほか、顧問を務める福岡市内の会社からの役員報酬や講演料収入があった。

 伊波洋一参院議員(沖縄の風)は参院給与に株式配当金を加えて1800万円。赤嶺政賢衆院議員(共産)は給与に不動産所得と雑所得を加えて1798万円。資産報告は預金12万円だった。

 国場幸之助衆院議員(自民)は給与に雑所得、配当所得を加えて1769万円。資産報告は金銭信託120万円だった。

 新垣邦男衆院議員(社民)は公的年金や原稿料など雑所得35万円がある一方、赤字申告が21万円で計1794万円。

 島尻安伊子衆院議員(自民)は給与など1790万円で、資産報告は自動車1台だった。

 金城泰邦衆院議員(公明)は給与1775万円。高良鉄美参院議員(沖縄の風)は給与1777万円だった。(安里洋輔)