沖縄ファミリーマート(那覇市、野崎真人社長)は「地域ド密着プロジェクト」と銘打ち、「なはの日」の7月8日から県内ファミリーマート全店で、那覇市を代表する名店が監修したおむすびやケーキなど18種類の商品を販売する。7月末まで。売上金の一部は那覇市内の子ども食堂や首里城未来基金などにに寄付する。
商品を監修したのは、2021年に那覇市長賞の食品部門で最優秀賞を獲得した「なぎいろの元祖首里味噌ラフテー」を開発した首里東道とぅんだーDining@なぎいろ」や、「いまいパン」「スパイスカレーゴカルナ」「麺や偶もとなり」「PUZO」など。期間中、首里城をあしらったコーヒーやポーク卵おにぎりなども取り扱う。
5日、那覇市役所で記者会見があり、野崎社長と知念覚市長らが出席した。知念市長は「市内事業者のアフターコロナでの事業継続、発展に寄与し、市長賞の付加価値向上にもつながると期待している」と語った。野崎社長は「ファミマ全店で那覇市の特産品を取り扱うことで多くの県民や観光客に那覇の魅力を発信する一助になればうれしい」と述べた。
那覇市と沖縄ファミリマートの取り組みは「地域ド密着プロジェクト」の第1弾。同社は今後も県内のさまざまな自治体とタイアップしていきたい考え。
(吉田健一)