【宜野湾】第4回普天間沖縄角力大会(同実行委員会主催)が8日、宜野湾市のサンフティーマ(普天間りうぼう)前広場で開催された。沖縄角力はかつて、旧暦9月15日の普天満宮の例祭で行われていた恒例行事で、ことしは2012年に復活してから4回目の開催。多くの観客が見守る中、熱戦が繰り広げられた。
大会は軽量級と無差別級の2部門。沖縄角力は本土の相撲と違い、柔道着を身にまとい、相手の背中を地面に付けるまでが勝負となる。制限時間もあり、時間を超えると判定で勝負を決する。
今大会には軽量級に9人、無差別級に12人の選手が参加し、力業を競った。浦添市から観戦に訪れた喜納太一さん(23)は「初めての観戦で迫力満点だった。次回の大会も見に来たい」と述べた。