沖縄本島の路線バスと沖縄都市モノレール(ゆいレール)は3日、始発から通常通り運行する。沖縄県バス協会や沖縄都市モノレールのホームページで3日午前4時までに発表した。ただし、バス、ゆいレールともに台風の影響により、運行の遅れや見合わせなどが生じる可能性があるとしている。
ただし、本島の路線バスのうち、沖縄自動車道を走行する111・117番(高速バス)、113番(具志川空港線)、123番(石川空港線)、127番(屋慶名高速線)は、通行止めの規制解除後に運行を再開する予定。
台風6号の接近に伴い、沖縄本島の路線バスは1日始発から運行を休止していた。ゆいレールは1日午前10時台の便を最後に運行停止していた。
始発駅がある那覇空港のターミナルビルも、3日は通常通り開館することを発表している。
沖縄本島地方に出ていた暴風警報は、3日午前1時8分、本島中南部の周辺離島を除いて、本島北部と中南部は解除され強風注意報に替わった。
宮古島市や多良間村、石垣市、竹富町では3日午前4時現在、暴風警報や波浪警報が続いている。これに伴い、宮古島市の宮古協栄バスは3日、「系統9番みやこ下地島空港リゾート線」は全便運休すると同社ホームページやブログで発表した。
また、同社は市内を循環する系統1~5番の定期路線バスやループバスは台風6号の影響により暴風雨警報発令中は全便運休するとしている。暴風雨警報解除後は、道路状況の安全を確認後、運行再開を予定している。