テニスの女子ダブルス、水口・新城(沖縄尚学)ペアが優勝、県勢6年ぶり 全国高校総体


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女子ダブルス決勝 後方から強打を放つ沖縄尚学の新城英万(奥)と身構える水口由貴=7日、北海道の苫小牧市緑ケ丘公園庭球場(大城三太撮影)

 【北海道総体取材班】全国高校総合体育大会・北海道総体のテニス女子ダブルス決勝が7日、北海道の苫小牧市緑ケ丘公園庭球場であった。水口由貴・新城英万(沖縄尚学)が井上・上野(広島・山陽女学園)を6ー4、6ー2で破って優勝した。県勢の女子ダブルス優勝は2017年の我那覇真子・前田優歩(沖縄尚学)以来、6年ぶり。

 第1マッチは4ー0とリードしたが4ー4と追い上げられた。そこから粘って第1マッチを制した。第2マッチも3ー0とリードする展開。ショット精度の高さや、揺さぶりをかけたプレーで相手のミスを引き出し、第2マッチも奪ってストレートで勝利し、全国の頂点をつかんだ。

 3年の新城は「最後のインターハイになるので、優勝できてうれしい。団体戦で負けた悔しさがあったが、うまく気持ちを切り替えてここまで来ることができた」と感無量の様子だった。2年の水口は「まだ実感が湧かないけど、とてもうれしい」と笑顔を見せた。