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やっぱりステーキ、きょうシドニーに開店 ヴィーガン用メニューも導入


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オーストラリアシドニーにオープンした「やっぱりステーキシドニー リージェントプレイス店」(提供)

 ステーキチェーン「やっぱりステーキ」を展開するディーズプランニング(那覇市、義元大蔵社長)が「やっぱりステーキシドニー リージェントプレイス店」をオーストラリアシドニーに10日オープンした。7月14日にネパール・チトワン店をオープンしており、海外2店舗目となる。今年12月には3店舗目もオーストラリアでオープン予定。同社は国内に約90店舗を展開しており、3年間で30店舗を目標に海外での拡大を進めている。

 シドニーの店舗は日本食レストランも多く出店するショッピングモール「リージェントプレイス」内にあり、モールを訪れる地元客や観光客などをターゲットにする。定番のステーキなどのメニューに加え、植物性原料のハンバーグなどヴィーガン(完全菜食主義者)用メニューも導入した。

 義元社長は「オーストラリアはオージービーフの本場だ。沖縄のステーキ食堂としての個性を残しつ、現地のニーズを柔軟に取り入れたい」と意欲を示している。

 沖縄出身者も2人雇用し、人材育成にも取り組んでいる。(普天間伊織)