ステーキ、焼き鳥、魚のバター焼き…コザのグルメをマップに 沖縄市飲食組合、食でバスケW杯盛り上げ


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バスケットボールW杯を前にコザのグルメマップを作った沖縄市料理飲食業組合の當山康司組合長=7月31日、沖縄市比屋根のステーキハウスOK

 【沖縄】沖縄市料理飲食業組合(當山康司組合長)は国内外から多くの人が沖縄市を訪れるFIBAバスケットボールワールドカップ(8月25日開幕)を前に、市内の料理を発信しようと「沖縄市コザの逸品グルメMAP」を作った。1956年にBC通り(現中央パークアベニュー)で開業した「ニューヨークレストラン」が沖縄で初めてステーキを提供し、コザを「ステーキ文化発祥の街」と宣言している。マップは独特のグルメ文化をはじめ、組合に加盟する30店舗のリストを掲載している。

 マップは当初3千部作成し、組合加盟店舗に置いていたが「完売」したため、新たに2万部を印刷した。ステーキの他にもヤギステーキやジャークチキン、焼き鳥など多彩な肉料理、魚のバター焼きなど沖縄らしい料理を提供する店を紹介し、多くの人が会場の沖縄市を訪れるのを機に、コザの食文化の魅力を発信したい考え。

 當山組合長は「コザならではのチャンプルー食文化を楽しんでほしい。FIBAの開催期間中にもキッチンカーを出すイベントで組合としても盛り上げていきたい」と意気込んだ。
 (島袋良太)