沖縄地方に長期間暴風をもたらした台風6号の影響で、県内では固定電話やインターネットなど通信サービスの故障が一部続いている。NTT西日本沖縄支店(古江健太郎支店長)によると、故障申告が本島を中心に約1万件寄せられているという。
同社は申告から修理までにおおむね2~3週間かかるとし、早期復旧に向けて全国から延べ600人の作業員と200台の作業車両を本島に配備し、順次対応を進めている。
NTT西日本沖縄支店は18日、浦添市で支援体制について取材陣に説明した。同市城間にある社宅駐車場には、高所で作業ができるバケット車が約30台並び、全国から派遣された作業員らが機材の確認や車両の点検を行い、次々と故障現場へ出発していった。
沖縄支店の古江支店長は「多くのお客さまにご心配やご不便をおかけしている。心からおわびを申し上げたい」と陳謝。「全国から多くの支援部隊を呼んでおり、しっかりと早期復旧に向けて取り組んでいきたい」と述べた。