人工で作れない「血液」、台風6号で不足 役場挙げ献血に協力 沖縄・読谷


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献血のために並ぶ人たちと献血を呼びかける看板=15日、読谷村役場

 【読谷】15、16の2日間、読谷村役場での献血が実施された。8月上旬に沖縄を襲った台風6号の影響で、移動献血バスが7日間動けず、974人分の血液が不足する状況となった。村役場での2日間の献血人数の目標は130人。役場を訪れた人たちにスタッフが協力を呼びかけ、村民や役場職員など、多くの人が協力する姿が見られた。

 県赤十字血液センターの又吉宏樹さん(34)は「人工で作ることのできない血液には28日間という有効期限があり、皆さんの定期的な協力がどうしても必要だ。近くで献血会場があったらぜひ協力してほしい」と話した。
(FMよみたん・根本麻依子通信員)