県内各地の小中学校で夏休みが終了し、28日に3学期制の学校は2学期の始業式を開いた。2学期制の学校は1学期後半の授業が始まった。浦添市立当山小学校では、児童らの元気な姿が戻った。
体育館に全校児童973人が始業式で集まった。古賀義之校長が「勉強や運動、読書など自分の得意なことから始めて、他も伸ばしてほしい。目標を達成できるよう、こつこつ頑張って」と呼びかけた。
4年3組の児童29人は級友と教室で久々に顔合わせると、休み中に仕上げた工作や自由研究、絵などの宿題を互いに見せた後、担任教諭に提出した。
児童の一人は自由研究で、加える力の緩急の差で液体が固まるなどの状態になる「ダイラタンシー現象」を調べた。「仕組みが分かってうれしかった。家族でも旅行し楽しんだ」と語った。
別の児童は「体を丈夫にするために、2学期は運動を頑張りたい」と意気込んだ。(高橋夏帆)