自然の甘さで20年、「ロイヤルスウィート」今年も発売 名護パイナップルワイナリー


自然の甘さで20年、「ロイヤルスウィート」今年も発売 名護パイナップルワイナリー
この記事を書いた人 琉球新報社

 【名護】名護パイナップルワイナリー(安里清高社長)は7日、砂糖を使わないパイナップル缶詰、ジュースのオリジナルブランド商品「ロイヤルスウィート」の販売を開始した。同商品は季節限定、数量限定で毎年製造され、今年で20年目を迎えるロングセラー商品で、県内外にリピーターが多い。同日、名護市のナゴパイナップルパークで、関係者を招いたお披露目会が開かれた。

 ロイヤルスウィートは夏に収穫する糖度13度以上のパイナップルを使用している。今年の商品は台風の影響で収穫時期が早まり、甘さに加えて酸味も残っているのが特徴で、すっきりした味わいに仕上がった。販売数量は例年よりも少なく、缶詰は1千缶、ジュースは1万本。ナゴパイナップルパークで販売する。

 お披露目会には市内の経済関係者らが出席。安里社長は「パイナップル本来のおいしさを味わってほしいと思って製造している。台風の影響は少なからずあったが、おいしく仕上がっている」と話した。価格はいずれも税込みで、缶詰は1134円、ジュースは500ミリリットルで1473円。
 (池田哲平)