FC琉球始動


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
金鍾成監督(右)が見守る中、初練習で汗を流すFC琉球の選手ら=7日、八重瀬町具志頭運動公園陸上競技場

 サッカーJ3のFC琉球は7日、金鍾成監督就任後初の練習を八重瀬町具志頭運動公園陸上競技場で行った。金監督、喜名哲弘コーチが見守る中、ボール回しなどで汗を流した。

 琉球は薩川了洋前監督が退団。選手25人のうち8人が残留し、10人の新加入が発表されている。一からのチームづくりが求められる中、例年より約2週間早い始動を迎えた。
 金監督は練習後「休み明けということもありスイッチが入っていなかった。24日から行う県内合宿で戦術を浸透させていきたい」と話した。また今季の目標について「2位以内。昇格を決める」とした。
 新加入のFW山川デシャン諒(前原高3年)は「他の選手はパワーがあった。早く慣れて自分らしいプレーができるようになりたい」と意気込んだ。FW上門知樹(与勝高3年)は「ついていくのが精いっぱいだった。ボールを取られない選手になりたい」と話した。