日本プロ、来年5月に ゴルフ、沖縄で10年ぶり


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大会の成功を誓う(左から)喜瀬CCの名城紀夫支配人、金秀グループの呉屋守将会長、日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長と植田浩史副会長=5日、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー

 2017年に名護市の喜瀬CCで開かれるゴルフの第85回日本プロ選手権の記者会見が5日、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューで開かれた。日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長、開催コース代表者として金秀グループの呉屋守将会長らが出席し、概要や大会成功への意気込みなどを語った。大会は17年5月11~14日の4日間で争われる。

 日本プロ選手権は、ツアー選手権、日本オープン選手権と並ぶ国内男子三大大会の一つ。沖縄での開催は2007年に同会場で開かれて以来10年ぶり2度目となる。
 会見で倉本会長は「沖縄はもっとゴルフ先進県になっていい。大会を成功させることが沖縄観光の呼び物になる」と語り、期待の選手には地元出身の宮里優作を挙げ、最終日の観客目標数を1万人とした。県ゴルフ協会会長も務める呉屋氏は「沖縄はスポーツツーリズムなどのツーリズムをベースにいろいろなことを展開しようとしている。ゴルフ競技も有力な事業の一つと思う。ジュニアの育成にもこれを機に一層励みたい」と熱意を込めた。
 大会にはシード権取得者(60位まで)や過去10年間の優勝者、予選会を通過した選手など144人が出場する。4日間、各日18ホールのストロークプレーで争われ、前半36ホールの上位60位タイまでが決勝ラウンドへ進む。賞金総額は1億5千万円。