客室で意識不明になった宿泊客を救命 ホテルスタッフの砂川さんと玉山さんに感謝状 沖縄市


客室で意識不明になった宿泊客を救命 ホテルスタッフの砂川さんと玉山さんに感謝状 沖縄市 ホテルの救急事案で人命救助をし、表彰されたオキナワグランメールリゾートの砂川咲さん(左)と玉山大士さん=17日、沖縄市役所
この記事を書いた人 Avatar photo 與那嶺 松一郎

 【沖縄】沖縄市与儀の宿泊施設オキナワグランメールリゾートで意識や呼吸のない状態になった宿泊客の男性を、適切な救急対応で救ったとして、沖縄市は17日、同ホテルスタッフの砂川咲さん(31)と玉山大士さん(35)に感謝状を贈呈した。

 市によると、7月17日、ホテルの客室で意識不明となった男性を家族が見つけ、フロントに連絡した。フロントスタッフの砂川さんが駆けつけて保安スタッフの玉山さんを呼び、玉山さんが自動体外式除細動器(AED)や心肺蘇生法で男性を救命した。男性は一命を取り留めたという。

 砂川さんは「AEDは普段意識していなかった。すぐに対応する重要さが分かった」と述べた。

 玉山さんは「緊急の時のためにさらに技術を学んでいきたい。男性の家族の方も落ち着いて対応していただいた」と述べた。(福田修平)