リオ五輪 自転車男子ロードに新城と内間 県勢が独占「メダル目指す」


この記事を書いた人 金城 美智子
リオ五輪自転車競技で男子ロードレース日本代表に決まり、ガッツポーズする石垣市出身・新城幸也選手(左)と、浦添市出身・内間康平選手=17日、東京都の自転車総合ビル

 【東京】今夏にブラジルで開かれるリオデジャネイロ五輪の自転車競技で、男子ロードの代表に県出身の新城幸也選手(31)=八重山高卒、ランプレ・メリダ所属=と内間康平選手(27)=北中城高・鹿屋体育大卒、ブリヂストンアンカー所属=の2選手が選ばれた。日本自転車競技連盟が17日に記者会見し、発表した。同競技の日本代表は2枠で、県勢が独占した。

 新城選手は2012年のロンドン五輪に引き続き2回目の五輪出場、内間選手は初出場となる。
 新城選手は2月のカタールでのレース中に転倒し、足を骨折しているが、リハビリは順調に続けているという。5月ごろに本格的な練習を開始し、7月のツール・ド・フランスへ出場して五輪につなげる考え。
 会見で新城選手は「骨折しているがリオには間に合う。メダルを取れるようしっかりと準備して走りたい」と語った。
 内間選手は「(新城選手を)精いっぱいアシストして走りたい。昨年のプレ大会でコースも走ってイメージはつかんでいる」と語った。
【琉球新報電子版】