消費が減少傾向にある泡盛の需要拡大を図ろうと、県酒造組合と泡盛の所管官庁である沖縄国税事務所は26日、イギリスの豪華客船「クイーン・エリザベス」の沖縄初入港に合わせ、那覇港クルーズターミナルビルで古酒の試飲会を催した。泡盛の女王の大城美憂さんや国税事務所の主任鑑定官らが、海外から訪れた乗客たちに泡盛の魅力を紹介した。
アルコール度数43度と25度の10年古酒を用意。観光客は振る舞われた2種類の酒を飲み比べ「沖縄特有の酒なのか」「原料は何か」といった質問をする姿が見られた。英語版のパンフレット約千部も配布した。
国税事務所は「泡盛の需要喚起でバックアップをしていきたい」と話した。
英文へ→Okinawa promotes charm of Awamori to British luxury liner guests