「ちょうちょうハウスに来て」 愛好家大野さん開所


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 【浜比嘉島=うるま】うるま市勝連浜にこのほど、「浜比嘉島ちょうちょうハウス」がオープンした。開いたのは大野潔さん(68)=市天願。ハウスにはオオゴマダラをはじめとして5種のチョウが約70匹いる。サナギから羽化する様子や、チョウがストロー状の口で蜜を吸う様子を観察できるハウスには、保育園の子どもたちや高齢者らが多く訪れている。

オオゴマダラやサナギを見守っている大野潔さん=16日、うるま市勝連浜

 大野さんは、うるま市ちょうちょう愛好会で長年、チョウに親しんできた。1年半前から準備を進めたハウスは、オオゴマダラが食べるホウライカガミなどが植栽されている。将来的には500匹ほどに増やして「島おこしにつながればいい」と話す。
 チョウの幼虫、サナギ、食草なども販売している。月曜定休で午前10時から午後5時まで。見学は無料。