大相撲九州場所十三日目は24日、福岡国際センターで行われ、30歳の新入幕、美ノ海(ちゅらのうみ、本名木崎信志、木瀬部屋、具志川中―鳥取城北高―日大出)が佐田の海をすくい投げで退け、8勝目を挙げ、勝ち越しを決めた。十三日目までで8勝5敗となった。
美ノ海は、2016年の春場所で初土俵を踏み、18年の名古屋場所で新十両に昇進。今年9月の秋場所で10勝を挙げ、東十両5枚目から西前頭15枚目に昇進した。
県出身の幕内力士は、琉王、琴椿、若ノ城、琉鵬に次いで戦後5人目。2006年秋場所の琉鵬以来、17年ぶりとなった。