「喜ぶ姿イメージして作った」 洋菓子協会、クリスマスケーキ300個をお届け 歳末たすけあい贈呈式


「喜ぶ姿イメージして作った」 洋菓子協会、クリスマスケーキ300個をお届け 歳末たすけあい贈呈式 県洋菓子協会から寄贈されたクリスマスケーキ
この記事を書いた人 琉球新報社

 県洋菓子協会(諸見晃会長)は7日、那覇市の県総合福祉センターで「歳末たすけあいクリスマスケーキ贈呈式」を開催した。県共同募金会(湧川昌秀会長)を通して県内の障がい児通所施設など173カ所、300個が配布される。同協会は1975年から45回にわたってクリスマスケーキを寄贈していて、累計で1万864個となる。

 贈呈式では代表で2事業所の子どもたちにチョコレートケーキが手渡された。ケーキは同協会のパティシエ指導の下、琉球調理製菓専門学校(浦添市)と専門学校大育(那覇市)の学生が製作した。諸見会長は「子どもたちが喜ぶ姿をイメージしながら作った。おいしく楽しく食べてほしい」と語った。

 ケーキを受け取った障がい者支援センターエデュカーレ(宜野湾市)職員の﨑枝美香さんは、「子どもたちが楽しそうな表情を浮かべていてうれしかった。今日のおやつの時間にさっそく食べたい」と話した。

 会場には甘いケーキのにおいと子どもたちの元気な声が響いていた。(渡真利優人)