宮古島トライアスロン 外国勢、続々現地入り


この記事を書いた人 新里 哲
宮古島に到着し、レースに向けて意気込む(左から)ベンジャミン・ウィリアムズ、マット・クラーク、サム・ヒュー、ジュリア・マイ、タマラ・コズリナ=13日午前、宮古空港

 【宮古島トライアスロン取材班】第32回全日本トライアスロン宮古島大会(主催・宮古島市、琉球新報社)に出場する海外招待選手らが13日、宮古入りした。報道陣を前に、雪辱を果たす思いや優勝を狙う強い意気込みなどを語った。

 13日に宮古空港に到着したのはベンジャミン・ウィリアムズ(アメリカ)、マット・クラーク(オーストラリア)、サム・ヒュー(同)、ジュリア・マイ(ドイツ)、タマラ・コズリナ(ウクライナ)の5人。
 おととし1位、去年は4位だったウィリアムズは「去年は連勝のプレッシャーでうまくレース展開できなかった。今回は2年前のような気持ちで臨みたい」と力を込めた。2009年にメカトラブルでリタイアしたヒューはトップ3入りを目指す。「応援にきた家族のためにも勝利をつかむ」と笑顔を見せた。初出場のクラークは「バイクを3位以内で終え、ランで頑張って優勝を勝ち取る」と語った。
 昨年女子3位のマイは「今年はどうしても1位を取りたいので冬に練習を重ねた」と意気込む。結婚したこともあり、「夫も私の勝利を確信している。優勝して来年は一緒に宮古に戻る」と笑顔で話した。09年と10年に連覇したコズリナは子育てに専念するため、今年のレースで引退する。「温かい人や自然など宮古の全てが好き」と語り、「最後のレースを楽しみたい」と語った。