12月中旬なのに「夏日」…沖縄各地で気温25度超え 半袖姿の人々、バスでは冷房も


12月中旬なのに「夏日」…沖縄各地で気温25度超え 半袖姿の人々、バスでは冷房も 那覇市役所上空に広がる青空=11日午前10時半ごろ、琉球新報社本社ビルから撮影
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 沖縄県内は11日、高気圧に覆われて気温が上がり、県内25の気象台の観測地点すべて最高気温が25度を超える夏日となった。

 宮古島市下地で28.4度、石垣市で28.2度、那覇市で27.4度の最高気温を観測。平年より5度ほど高く、10月中旬・下旬並みの陽気になった。

 那覇市内では半袖姿で歩く人も多く見られ、冷房を稼働させる路線バスもあった。連日の暑さに、当初12月1日からの予定だった冬服への「衣替え」を2週間延長した中学校もあるという。

街頭に飾られたクリスマスツリーの前を、半袖姿で行き交う人たち=11日午後0時17分、那覇市の県庁前交差点(小川昌宏撮影)

 沖縄気象台によると、12日は前線の影響により曇りや雨の天気となる見込みで、各地の最高気温も23~24度前後に落ち着く見通し。

(當銘千絵、南彰)