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国頭郡区、本部と金武から名乗り 名護市区、自民一本化で無投票も うるま市区、定数4に7人予定<2024県内政局>県議選②


国頭郡区、本部と金武から名乗り 名護市区、自民一本化で無投票も うるま市区、定数4に7人予定<2024県内政局>県議選②
この記事を書いた人 Avatar photo 佐野 真慈

 国頭郡区(定数2)

国頭郡区は、2020年の前回県議選と同様に本部町と金武町から名乗りを上げている。前回は両町から2人ずつだったが、今回は1人ずつ。県政与党で現職の平良昭一氏(61)=無所属=は今期限りでの引退を決めており、新人で本部町議の喜納政樹氏(51)が後継の立場となる。現職の仲里全孝氏(59)は自民公認を得て2期目を目指す。

 名護市区(定数2)

 米軍普天間飛行場移設に伴う新基地建設が進められている辺野古地域を抱える名護市区だが、2016年選挙から無投票が続いている。今回も定数2に出馬予定は2人で、無投票になる公算が大きい。

 当初は出馬を予定し、自民公認も得ていた現職の末松文信氏(75)が昨年12月に政界引退を表明した。末松氏は名護市議の比嘉忍氏(56)を後継に指名した。同氏は自民公認候補として初当選を目指す。県政与党からは無所属の山里将雄氏(67)が2期目に臨む。

うるま市区(定数4)

 うるま市区は定数4に対して県政与党2人、野党4人、中立1人の計7人が出馬を予定する。

 県政与党からは社民公認の照屋大河氏(52)と無所属の山内末子氏(65)がそれぞれ5期目を目指す。照屋氏は具志川、山内氏は石川を中心に支持拡大を図る。

 自民は県連会長を務める現職の仲田弘毅氏(76)が今期で引退する。今年の選挙では新人2人、どちらもうるま市議の大屋政善氏(67)と喜屋武力(63)を公認候補として擁立する。昨年、自民を離党した現職の照屋守之氏(67)は今期での引退を表明している。また、無所属野党の立場で西新屋光男氏(65)と島袋あかり氏(43)、無所属中立の立場で松田久男氏(62)の新人3人も出馬を決めている。