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中頭郡区、現職4人と新人2人予定 沖縄市区、定数5を6人が争う 宜野湾市区、6人名乗りで激戦に<2024県内政局>県議選③


中頭郡区、現職4人と新人2人予定 沖縄市区、定数5を6人が争う 宜野湾市区、6人名乗りで激戦に<2024県内政局>県議選③
この記事を書いた人 Avatar photo 佐野 真慈

中頭郡区(定数5)

 中頭郡区は現在、定数5のうち与党が4議席を占めており、同区での勝敗は全体の与野党構成にも影響を与えることになる。1日時点で、与野党の現職4(与党3、野党1)に加えて与野党新人2人の6人が名乗りを挙げる。

 県政与党は無所属の仲宗根悟氏(65)が5期目に臨む。同じく無所属の瑞慶覧功氏(68)は今期で引退し、後継として北谷町議の米須清一郎氏(54)が無所属新人で出馬する。同じく無所属の新垣光栄氏(60)は3期目を、社民公認の上里善清氏(66)は2期目を目指す。

 自民は中川京貴氏(61)が5期目に向け支持を固め、西原町議の宮里洋史氏(37)を新人として擁立する。

沖縄市区(定数5)

 沖縄市区は定数5に6人が争う構図となっている。県政与党からは立民公認の仲村未央氏(51)、共産公認の島袋恵祐氏(37)の現職2人に加え、新人で社民公認の幸喜愛氏(57)の3人が議席獲得を狙う。

 県政野党の自民は現職の花城大輔氏(52)が4期目に、小渡良太郎氏(43)が2期目に臨む。

 玉城県政で中立の立場をとる公明は今期限りで引退する金城勉氏(72)の後継として沖縄市議の高橋真氏(47)が初当選を目指す。

宜野湾市区(定数3)

 宜野湾市区は米軍普天間飛行場を抱えており名護市区と同様に、注目度が高い選挙区の一つ。定数3に現職3人、前職1人、新人2人の計6人が出馬を予定しており、激戦が予想される。

 県政与党からは現職の玉城健一郎氏(38)=無所属=が2期目を目指す。前回選挙で落選した前職の宮城一郎氏(56)=社民=は返り咲きを狙う。新人では、宜野湾市長選に2度挑戦した元県高校PTA連合会会長の仲西春雅氏(62)が立民公認で初当選を目指す。

 野党自民の現職、又吉清義氏(66)、呉屋宏氏(65)はそれぞれ4期目に向けて走りだしている。また、新人で宜野湾市議の伊佐文貴氏(48)も野党の立場で出馬を決めている。