プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングス(西地区1位)は12月31日、沖縄アリーナで仙台89ERS(東地区5位)と対戦し、84―69で勝利し、2連勝となった。通算成績は19勝6敗で西地区首位は変わらず。
前半、キングスは守備で相手の得点を抑えながらも、得点を重ねていく。ジャック・クーリーがリング下で強さを見せ、前半だけで19得点12リバウンドのダブルダブルを達成。キングスがリードを続け、47―33で折り返す。
後半に入っても、仙台が得点すると、岸本隆一や今村佳太が3点弾を決めるなどし、流れを渡さない。19日に特別指定選手として加入した脇真大が初出場するなど、ロスター全員がコートに立ち、守備の強度を落とさず、逃げ切った。
クーリーの27リバウンドはB1のリーグ新記録となった。また、この日の試合には8412人が観戦し、これまでのレギュラーシーズン最多の来場者数を超える記録となった。
キングスの次戦は1月1日午後6時5分から、沖縄アリーナで仙台89ERSと対戦する。
「チームとしてしっかり守れた」
桶谷大HC(キングス)の話 相手の得点源の外国籍選手に3点弾を打たせず、気持ちよくさせなかったのが良かった。チームとしてしっかり守れて、みんなが強度の高い守備を頑張ってくれた。